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藤井友紀/中国新聞にコラムを連載3
JUGEMテーマ:演劇・舞台
 

第5回

演劇生活24時
私は稽古中、よく忘れるものがある。それは休憩。
私とて休憩は好きだ。何なら、ずっと休憩していたいくらいだけど、
稽古をしていると休憩をとることを忘れてしまう。
最近は気をつけるようにしているが、昔、稽古で休憩をとらなかったために大変なことになったことがある。
ある芝居にダンスのシーンを入れていた。
このダンス、男女がペアになり、社交ダンスのように踊るのだが、
私のイメージは1970年代のアメリカのダンスパーティ。
社交ダンスの中でも最も動きの激しいジルバをやってもらった。
大事なところはダンスの始まり。
そこは全員が揃っていないとかっこ悪い。
音楽に合わせ、みんなの呼吸を合わせ、感覚をつかんでもらうために繰り返し稽古していた。
必死になりすぎて、演出の私も、ダンスを踊っている俳優も、われを忘れ、休憩をも忘れていた。
3時間くらい続けていたと思う。
ダンスの終わり、俳優の中でも華奢な女の子が突如、倒れた。
私の目には、彼女の崩れる姿が、海に沈没してゆく帆船のようにスローモーションで見えた。
なんて文学的なこと言っている場合ではない。
真っ青な顔をしている女の子に水分を取らせて寝かせ、すぐさま休憩した。
気づくと稽古場の窓が、みんなの熱気で白く曇っていた。
彼女は休憩後もしばらくは稽古を見学し、顔色が良くなり落ち着いてから復帰した。
休憩忘れるべからず。
(劇団「黄金山アタック」代表)

第6回

演劇生活24時
芝居の内容を思いつくとき、そのシーンとともにメロディーが頭の中に流れてくることがある。
その聞こえてきた曲を舞台で必ず使っている。
その曲はクラシックだったり、昔の映画音楽だったり、洋楽だったり。
大抵、台本を書きながら決まる。だから音楽のかかるタイミングも自然に決まってくる。
最近はやらないが、以前、自分の舞台で音響操作もやっていたことがあった。
演出なので舞台に目を凝らしていなければいけない。
にもかかわらず、ある舞台で、私は音響操作に加え、プロジェクターの操作までやったことがあった。
これは失敗だった。
その時は、とりあえず音楽は流しっぱなしにして、その間、プロジェクターでアニメーションを映す。
そのアニメーションは手動で動かすもので、ボタンをポチポチと押しながら。
アニメーションを流し終えるとすぐ音響操作。
フェーダーという音量を調節するようなつまみの上げ下げをする。
少しでも油断すると間違える!と感じ頭の中でイメージトレーニングをする。
フェーダーを上げて、曲を進めて、再生ボタンを押し、今度は音量を下げて・・・。
舞台に目をやってはいるがちゃんと見ることができていなかったと思う。
操作自体は失敗しなかったけれど、そういうむちゃはできるだけ避けたほうがいい。
何でも一人でやろうとするものではない、ということを学んだ。
(劇団「黄金山アタック」代表)

Posted by 「まど。」管理人 at 03:33 | 黄金山アタック | comments(0) | trackbacks(1)

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