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藤井友紀/中国新聞にコラムを連載4
JUGEMテーマ:演劇・舞台
 
第7回

演劇生活24時
その効果なくして私の舞台はありえない。
それぐらいお世話になっている効果がある。
それは照明。
さまざまな色で明るく照らしたり、また闇をつくったり、時には舞台に新しい空間をつくり出したりもする。
明かりは芝居の「心」のようなもので、明かりの変化が芝居なのである。
私の劇団で芝居をする時は必ず頼む照明家がいる。
この方は広島市内で照明のお仕事を、といっても、舞台ばかりではなく
ブライダルやイベントの照明もされている。
けれど舞台芸術にとても理解のある方で、照明のプランから何からその人に安心して任せている。
その照明家と初めて芝居をつくった時はやりとりがとても難しかった。
特に私が舞台の明かりをイメージする時に「薄暗い洞窟のような感じ」
としか思い浮かばなかったとしても、拙い私の説明から、
「このシーンの場所はどこなのか」とか、「このシーンの色のイメージは」
「時間経過は」と細かく聞き出し、どういうイメージを持っているかを感じ取り、照明プランを組んでくださる。
また稽古場にもよく来られて、俳優の動き、立ち位置を確認して、どこに照明をあてるかを考えてくれる。
照明家も舞台に立つ俳優のようにお芝居をしている。
お客さんが芝居のシーンをより感じ取りやすくするため、
舞台を彩る明かりは見えない俳優のように呼吸をしている。
明かりは芝居の世界をより深く構築してくれる
(劇団「黄金山アタック」代表)

最終回

演劇生活24時
開演前の劇場に入っただけで心が持っていかれてしまうものがある。
俳優よりも早く舞台に立ち、今から始まる芝居の雰囲気を漂わせながら
静かにじっと佇んでいる舞台美術だ。
しかし、俳優がいないので欠落感が当然ある。
芝居が始まって、俳優が立つと息吹を得る。そんな舞台美術に心引かれる。
印象に残っている舞台美術は演劇を始めて間もないころ、東京で見た松尾スズキさん作・演出の「ふくすけ」。
それは一見、アパートの横断面、舞台の天井まで届く3階建ての建物だった。
部屋が五つほどある。いくつかの物語が最後に収束していく作りになっていた。
最初の方はシーンの切り替わりとともに部屋も変わっていたが、クライマックスではすべての部屋、
つまり舞台全体を使う展開に。
物語が変化するにつれて舞台も表情を変え、とても秀逸だった。
私は芝居を作る時にに最近は舞台美術家にデザインしていただくようになった。
私では思いもよらない、生き物みたいな動きのある美術に仕上がる。
舞台は人と人とのつながりで成り立っている。
それが明かりだったり、音楽だったり、俳優の表現だったり。
それぞれの芸術が重なり合ってできる非日常な世界を、お客さんに目の前で見せるということのドキドキ感と、
お客さんから共感を得られた時の快感はたまらない。
それがおもしろくて、できる限り長く続け
て、いろんな地域で公演していきたい。
(劇団「黄金山アタック」代表)
| 黄金山アタック | 03:53 | CM(0) | TB(0) |
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